今月(8月)から運行を始めた富士急行のオープンバス「KABA BUS」に乗ってきました。
今秋に山中湖で運行を開始する水陸両用バス「YAMANAKAKO NO KABA」の弟分として、まず先に運行を開始したとのことです。水陸で活動する動物の王者であることから「KABA」と名づけたそうです。

出発前に運転手の山原さんとガイドの小俣さんにバスとともに撮影させていただきスタッフブログへご協力いただきました。
ボルボ社製の車両を3,500万円かけてオープンバスに改造、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏のデザインとのこと。雨天時には後部にじゃばら状に収納されているクリアなシートが屋根となります。
富士急行の観光列車「富士登山電車」やリニューアルされた下吉田駅の駅舎も水戸岡氏のデザインによるものだそうです。センスはベリーGood
運行ルートは
河口湖駅9:00⇒河口湖大橋⇒スバルラインメロディーロード⇒東富士五湖道路⇒山中湖⇒東富士五湖道路⇒富士急ハイランド⇒河口湖駅10:10 約70分間の観光ルートです。8月は1日5便、9月は4便の運行です。

開放感は抜群、乗用車のサンルーフとは比較になりません。大オープンパノラマです。
全天候のシートもカバのデザインで子供は喜びそうです。
バスが動いていなければさすがに夏の直射日光では少し暑いと思ったのですが、団扇や冷えたおしぼりのサービスもあったので快適、動き出せば当然風が入ってくるので爽快そのものです。
河口湖の船津浜のカチカチ山ロープウェイ、うぶやヶ崎を過ぎ河口湖大橋へ、雲間から富士山も見えました。
カチカチ山ロープウェイはふもと駅から頂上まで全て眺められます。オープンバスならではです。
ガイドさんの話は、神話などを織り交ぜて富士五湖や富士山のできた由来の話をしたり、クイズ形式で豆知識をちりばめるなどして多彩で乗客を飽きさせません。 地元の方も楽しめますよ。
「富士」と「冨士」の違い、わかりますか?
スバルラインを下っているところです。
メロディーロードと言って、一部区間の路面にスリット加工が施されており、その凹凸の間隔によって音程が決められています。昨年7月に山梨県が工費7,000万円で路面を加工したとのことです。50キロでの走行でちょうど良い音程になるとのことで安全運転とスリットによる排水効果があるとのことです。
メロディー開始までの小俣ガイドさんの説明が絶妙なタイミング、周りは同じ風景でしかも道路に背を向けてガイドをしているのでいつ始まるかわからないはずですが。さすがプロフェッショナルを感じます。
河口湖「東恋路」からスバルラインに向かう道は両側が赤松林でぐっと涼しくなりました。オープンですから当然森林の香りも車内に入ってきて、写真を撮り忘れるほどの爽快感が味わえました。

東富士五湖道路
ここは富士山の絶景ポイントです。
残念ながら富士山山頂は雲がかかっておりますが、さすがオープンバス、通常は屋根で見えないはずの富士山が見えております。カバのキャラクターシートですがこの風景、サファリパークではありません。
手前の草原は梨が原北富士自衛隊演習地、ここには富士Calmのパンフレットの写真で登場する絶滅危惧種「ミヤマシジミ蝶」が生息しております。

山中湖
はるか遠くに山中湖観光船「プリンセスオデット号」が見えます。

富士急ハイランド
東富士五湖道路「富士吉田IC」を下りればすぐに富士急ハイランドです。
キングオブコースター「FUJIYAMA」も真上に眺められます。さすがオープンバス。
バスはハイランドの正面ゲートまで入り、下車もできるので、ハイランドへ行く予定のある方は観光を先に済ませて行くのも手ですね。
チケット
チケットは専用デザインされたもの
お子さんの記念にもなりそうですね。
このKABA BUSの運行はとりあえずは8月と9月だそうですが、新たな企画を考えているそうです。紅葉の季節にもみじの合間から見る富士、真冬のイルミネーションや花火、星空観察ツアーなどもいいですね。とにかくこのバスは目立ちますので沿路からの視線もあり、子供たちからも手を振られ普通のバスでは感じることのできない優越感も味わうことができます。天気のリスクはありますが1日貸し切って観光を楽しむツアーができれば楽しそうですね。
ガイド付ですので当然観光バスなのですが、地元の方も利用すれば新たな発見があるかもしれません。フルオープンで70分間走行するなんていう機会はないでしょうからね。外国人向けのガイドペーパーも用意されて、解説箇所になるとガイドさんが説明すする箇所の番号を知らせてました。
河口湖駅には富士Calmから車・バスで15分、研修後のリフレッシュにご利用はいかがでしょうか。
兄貴分の「YMANAKAKO NO KABA」も機会があればブログで紹介したいと思います。
若林